会長挨拶

 

人をつなぐ希望となろう



川口南ロータリークラブ 第32代会長 小川晃司 当クラブは大きな分岐点に来ている、そう思います。  すなわち、新たな会員を経て、さらなる活性化を目指せるか。あるいは会員の自然減により衰退への道をたどるか。
 この分岐点において会長職を託されることとなったその重みに、身が引き締まる思いです。
 人一人の力など、たかが知れています。それは私自身もそうです。でも、それは「ゼロ」ではありません。その小さな力でも、多くの人たちが力を合わせれば、大きなことができます。それは、これまでのロータリークラブの歴史、そして当クラブの歴史が証明しています。
 あきらめることはいつでもできます。でも、ロータリークラブがこれまで積み重ねてきた、奉仕の理念と実績──社会的課題に、社会の構成一人一人が、誰かに頼るのではなく、自分たちの力で向かい合い、知恵と力を出し合って、一つ一つ乗り越えていくこと──は、今日の社会でもなお、色あせることなく輝き、必要とされている。私はそう信じます。
 これまでの当クラブの理想と歩みの積み重ねに誇りを持ちましょう。そして、我々自身が変わっていくことを恐れず、勇気をもって力を合わせましょう。我々のクラブの中だけでなく、外へも目を向けて。そこには、まだ見ぬ我々と力を合わせることができる人たちが待っているはずです。そして力を合わせることができれば、きっと我々自身を、そして社会を変えていくことができる。私はそう信じます。
 繰り返しになりますが、私自身は非力な人間です。知恵も力も経験もないと言っても過言ではありません。ですから、皆様の知恵をお貸しください。お力をお貸しください。経験をお貸しください。そして、皆さんとともに、当クラブのさらなる活性化を達成しましょう。
 以上をもって、私のご挨拶とさせていただきます。